高卒認定試験で失敗しないために|誤解しやすいポイント4つ【高卒認定体験記】

高校卒業程度認定試験【高卒認定】

はじめに

高卒認定ってすぐに卒業できる高校みたいなものですか?

いいえ、そういうわけではありません。
今回は誤解されがちなポイント3つを解説していきます。

①高卒認定=高卒資格ではない

高卒認定は「高校を卒業した人と同等以上の学力を持つ」事を証明する事ができる資格です。取得する事で、大学・専門学校受験、各種国家試験や公務員試験の受験を行うことができます。

それって、高卒資格と何が違うんですか?

進学しない場合、最終学歴上は中卒となります。

進学せずに就職する際には最終学歴が中卒となってしまうため、企業によっては応募できない事も・・・。

高校卒業者と同等以上の学力を証明するだけである事に注意が必要です。

最近は進路の多様化に伴い、『高卒以上』の学歴を条件とする求人でも、高卒認定合格者を応募対象として認めるケースが増えてきています。応募の際は求人票をしっかり確認し、不明な点は企業に問い合わせて確認すると安心です。

なお、進学して卒業した場合は最終学歴が進学先に更新されるため、あまり気にする必要はありません。

②高卒認定を取れば就職に有利?

勘違いされがちですが、高卒認定という資格そのものに就職での優遇効果はほとんどありません。『応募できる求人の幅が広がる』という意味では有利に働くこともありますが、資格を持っているだけで特別大きな優遇があるわけではないのです。

しかし、高卒認定を取得した後に大学や専門学校へ進学すれば、学歴が更新されることで選択肢は一気に広がります。

また筆者自身の体験として、高卒認定を取得したエピソードは面接で話題になることが多く、『何かをやり遂げた経験』としてポジティブに評価される場面もありました。

私はほとんど全ての面接で高卒認定の話をしましたが、通過率は80%を超えていました。

高卒認定を取得したからといって、就活で直接的に有利になるわけではありません。しかし、上記の例のように間接的に役立つ場面は確かに存在すると言えるでしょう。

③高卒認定試験は誰でも半年で合格できる?

高卒認定試験は制度上、最短で半年ほどで取得できます。とはいえ、誰もが半年で合格できるわけではありません。

受験者は国語・数学・英語・理科・社会といった 8〜10科目 を受験し、それぞれで合格点以上を取る必要があります。科目合格制のため、一度で全てに合格する必要はなく、合格した科目は次回以降に持ち越せます。

ただし、半年で取得したい場合は 1回の試験で全科目合格する必要がある ため、かなりハードルは高めです。逆に、人によっては一部の科目に苦戦し、取得まで数年かかるケースもあります。

苦手科目をどれだけ潰せるかが大切です。

高校で取得した単位によって、高卒認定試験の科目を免除する事ができる場合があります。どの程度免除できるかは個人の通学状況や学校によっても異なるので、まずは通っていた学校に相談してみてください。

私は3科目受験まで減らせました。

④中学の知識があれば余裕で一発合格できる?

中学まで学校に通っていたから「勉強しなくても大丈夫!」と思う人もいるかもしれませんが、実際にはそう簡単ではありません。高卒認定試験の出題範囲は中学〜高校基礎レベルに及びます。

科目や本人の得意・不得意によっては、中学範囲の知識だけでも合格点に届く場合がありますが、数学・理科・英語は特に高校範囲の出題が多く、暗記だけでは突破が難しいこともあります。

さらに、高卒認定試験は年に2回(8月・11月)しか実施されません。つまり、不合格なら次のチャンスまで最長9ヶ月待たなければならないのです。効率よく短期間で合格するためにも、受験する科目を見極め、事前に確実に合格できるレベルまで仕上げておくことが大切です。

簡単だと思っても、1度過去問を解いて傾向を把握しておくことが大切です。
私もそうしていました。

まとめ

誤解していたポイントはあったでしょうか?
高卒認定試験の受験は一般的なルートではないため、周りの人が情報を持っていない事も多いでしょう。受験を考えている人は、「まずは情報を集める事」から始めてみてください。

当サイトでは、高卒認定試験受験希望者を支援する情報を発信しています。

体験記はこちら→【体験記】高校卒業程度認定試験(高卒認定)合格からの大学進学

プロフィール
この記事を書いた人
ぱむ

03生まれ、ゲームが大好きなカワウソです。
高校に入学後、上手くいかず退学。高卒認定試験経由で大学受験し、現役生と同じ年に合格しました。
以降は楽しいキャンパスライフを送っています。

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